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AIRBOW CD5N Analogue メーカー希望小売価格 \240,741~(税別)(お問い合わせはこちら) |
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CD5N Analogueは、低コストで高音質を実現できるCECオリジナルの「ベルトドライブメカニズム」の特長を生かした、滑らかで立体感に富む音質が特長です。レコードを聴いているような艶やかで細やかな音質、身体が音に包み込まれるような濃密な音場空間が実現しました。 音質評価 標準スタビライザー せせらぎ:一体的で滑らかさを感じる音。自然な雰囲気。 セレナード:弦の音に厚みがあり、音の広がりが自然。 モナリザ:ギターの音が滑らかで甘く艶っぽい。ボーカルは表情が細やか。ディオのマッチングに優れ、音が消え際が自然。 500 Miles:ピアノのとはエッジがまろやで厚みがある。奏者のタッチがよくわかる。声は柔らかく女性らしい肉付きの良さを感じさせる。 新世界:シンフォニーの厚みと広がりのバランスに優れている。管楽器が重なる部分での、それぞれの音の分離と重なりが生演奏のように自然。 総評:ソフトの粗を出さない、理想的なかまぼこ形バランス。広がりが豊かで、前後左右方向への音の広がりが自然。音楽(奏者)を身近に感られる音。 高音質スタビライザー STB-1 せせらぎ:高音が良く伸びて音のエッジが際立ち、明瞭度感が増加する。水の弾ける音がリアルになる。鳥の声が沢山聞こえて、表情に変化がある。 セレナード:弦の低い音が良く伸びる。コントラバスの音がクッキリした。標準スタビライザーに比べ、少し前の座席で聞いている感じ。 モナリザ:ギターの高音が鮮やかに伸びる。ボーカルは子音がクッキリして、隅々まで聞き取れる。ディスクに録音された音がすべてでてくる感じ。 500
Miles:ピアノの余韻が長くなり、リズムが一段ゆっくりと感じられる。アタック感(打鍵感)が良く出て、ピアノの音の透明感が増した。 新世界:弦の倍音がより良く出るようになり、ホールトーンが豊かになった。余韻の響きの透明感がます。 総評:標準スタビライザーの暖かく雰囲気の良い音も悪くなかったが、STB-1を使うスッキリと晴れ渡った音も魅力的。 |
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AIRBOW CD3N Analogue メーカー希望小売価格 \453,704(税別)(お問い合わせはこちら) |
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CD3 Analogueは、一体型CDプレーヤーとして最高の音質を実現するためAIRBOWカスタム技術の粋を投入して作り上げた製品です。音質を少しでも良くするため、専用スタビライザー(STB-1)、専用脚(Switch-Leg)、専用電源ケーブル(CPSC-LH2)などを付属したため、価格は50万円近くに達していますが、その音質は各社から発売される100万円オーバーのCD/SACDプレーヤーに決して劣る事はありません。CD3N Analogueのベルトドライブらしい滑らかで透明感に溢れる細やかな音で音楽を聞いていると、オーディオで音楽を聞いているというストレスから完全に解放されます。さらにある音質をお望みなら、別売りのクロックジェネレーターを追加して、Word-Syncを使うこともできます。 音質評価 せせらぎ:水の粒子がさらにきめ細かくなり、音場の広がり、鳥の声の数、など場の情報量が大きく増加する。 セレナード:ホールトーンにさらなる厚みが出て、弦楽器は奏者の弓使いがみえるほどになった。 モナリザ:ギターの音が上質になり、楽器のグレードが上がったかのよう。ボーカルはデリケートな変化が良く出て、声を止めるところの丁寧さにプロっぽい 500
Miles:ピアノの余韻が長く、楽器の音が上質になった。音の細やかさと明瞭度が増し、楽器の中の部品の動きが見えそうなほど克明な音が出る。 新世界:弦楽器の質が全然違って感じられる。生演奏を聴いているような「厳かな(重厚な)」雰囲気が伝わり、思わず襟を正しそうになる。 総評:カジュアルに音楽を聞きたいならば、CD5N
Analogueで十分な音質が得られる。けれど、いちどでもCD3N
Analogueと聞き比べてしまうと、 |
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試聴後感想
今回試聴に使ったYG Acoustics Carmel2は、TADのシステム(D600/C600、Digital Domain B1a)で聞くと、響きが少なくやや乾いた無表情な質感でした。けれど、アンプをKRELL Vanguard、CDプレーヤーをAIRBOWに変えると、響きが増えて雰囲気がすごく良くなったことに驚きました。スピーカーを除く前者のシステム総額が「780万円」、後者が「100万円超」という6倍にも及ぶ価格差は、今回の試聴からは感じられませんでした。けれど普段聞いているスピーカーとの組合せでは、価格なりの音質差がきちんと感じられますから、やはりYG Acoustics Carmel2が「アンプを選ぶ(組み合わせるシステムを選ぶ)」傾向が強いのだと思います。
KRELL Vanguardは高域が少し多めで、低域は少し緩めの、いかにもKRELL(Aクラス)らしい音質。AIRBOWのプレーヤーは、音の輪郭に強調がなく、細やかでS/N感の優れ、音の余韻が長く感じられます。この二つの組み合わせと、Carmel2のマッチングは絶妙で、いつまでも聞いていたくなるような自然でストレスを感じない音で音楽が聞けました。
2015年3月 逸品館代表 清原裕介
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